オミクロン株の懸念が、「重症化しにくい」という情報により弱まりつつある今、私達は、何を意識しながら投資をするべきなのでしょうか?
仮に、コロナウイルスによる人流抑制が解除、または緩められたなら経済活動は本格的に動き出します。
その景気の波をイメージしつつ、投資をする必要がありますね!
その一つに「セクターローテーション」という戦略があります!
セクターローテーションとは景気の波に合わせて、投資対象のセクター(業種)を変えていくという投資戦略の一つです。
景気には大きく分けて4つのパターンがあり、それぞれの期間は決まっていないものの上記のサイクルを繰り返す、という特徴があります。
景気サイクルは、
不況期⇒回復初期⇒拡張期⇒後退期⇒不況期
の順番で移行し、基本的に逆回転することはありません。また、各景気ごとにパフォーマンスが良いとされるセクターが存在します。
これらを意識しながら投資をすることが、自己資産を増やすことに有利に働きます。
では、具体銘柄で各景気ごとにパフォーマンスが良いとされるセクターを見ていきましょう!😊
1.不況期に強いセクター ヘルスケア 、生活必需品 、公益事業など。
ヘルスケアの具体銘柄には、武田薬品工業(4502)、アステラス製薬(4503)、塩野義製薬(4507)など
生活必需品の具体銘柄には、ユニ・チャーム(8113)、花王(4452)、日本たばこ産業(2914)など
公共事業の具体銘柄には、奥村(1833)、鹿島(1812)、ニチレキ(5011)など
2.回復初期に強いセクター 一般消費財。
一般消費財の具体銘柄には、ファーストリテイリング(9983)、トヨタ自動車(7203)、アシックス(7936)、日本マクドナルドホールディングス(2702)など
3.拡張期に強いセクター テクノロジー、金融。
テクノロジーの具体銘柄には、ニップン(2001)、ユーグレナ(2931)など
金融の具体銘柄には、三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)、みずほフィナンシャルグループ(8411)、第一生命ホールディングス(8750)、東京海上ホールディングス(8766)など
4.後退期に強いセクター 資本財、素材、エネルギー 。
資本財の銘柄には、三菱重工業(7011)、小松製作所(6301)、東京エレクトロン(8035)、東日本旅客鉄道(9020)、ANAホールディングス(9202)、日本郵船(9101)など
素材の具体銘柄には、東レ(3402)、昭和電工(4004)、ブリヂストン(5108)、信越化学工業(4063)など
エネルギーの具体銘柄には、国際石油開発帝石(1605)、出光興産(5019)など
※これらの銘柄は独断と偏見であげました。株式購入を促すためではありません。購入は自己責任でお願いします。
現在の景気サイクルがどこに位置しているかの判断が大切になりますね。
皆さんはどのセクターに投資をしますか?🤔
迷いますね!しっかり調べて見極めましょう!
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